特定非営利活動法人 いのちのミュージアムでは、小学校〜大学向けの人権・道徳教育用の事業として「いのちの授業」を行っております。
私達の行う「いのちの授業」とは、大切な家族を事件や事故で亡くした遺族の経験や思いを、講演と小規模の生命のメッセージ展を合わせた形態で伝えながら、生命の大切さ、思いやり、犯罪被害者の人権を考える機会を提供し、安全で安心な社会を担う人作りに貢献することを目指すものです。
■「いのちの授業」の構成
1.ミニ・生命のメッセージ展
空教室や廊下などのスペースに、被害者の等身大の人型ボード(メッセンジャーと呼んでいます)を展示して、児童・生徒・学生、教職員、保護者、近隣の住民の方々に、小規模の生命のメッセージ展を体験していただきます。
開催期間は、学校の授業スケジュールに合わせてご自由にお決めいただきます。但し、1週間を最長期間の目安といたします。
派遣する学校に合わせて、小学生〜大学生のメッセンジャーを選抜して派遣いたします。派遣するメッセンジャーの人数は最大30命までとし、展示スペースに応じて人数を減らすこととします。
2.被害者の講演、講話
生命のメッセージ展の会員であるご遺族の体験を、45分〜1時間でお話させて頂きます。
3.生命のメッセージ展の説明DVDの上映
生命のメッセージ展を体験する前の予習に最適なDVD(約8分)です。
メッセンジャーの展示スペースに視聴覚設備があれば、メッセージ展の体験と並行して上映することも可能です。
4.「誓いの栞」
体験後に、横4センチ、タテ12センチ大の栞に、誓いのメッセージを書いていただきます。
全員のメッセージをエクセルにテキストファイルとして記録し、メッセージ文に使われた「キーワード」により、学習の成果を分析します。
5.映画「0(ゼロ)からの風の鑑賞
生命のメッセージ展の代表、鈴木共子の実体験をモデルに製作された映画です。主演は田中好子さんです。
上記の1〜4の組み合せを基本構成とします。映画鑑賞はオプションとしてご検討ください。
ミニ・生命のメッセージ展、講演・講話、又は映画上映を単独で実施することも可能です。
■開催費用は次のとおりです。
<生命のメッセージ展>
開催日数に関係なく、一回の開催につき50,000円と、輸送費、展示作業費の実費を申し受けさせていただきます。 関東近県以外の開催会場の設営は、ミュージアムスタッフが対応させていただきますが、ミュージアムスタッフが対応不可能な地域については、運送費用の負担と学校の近隣在住の生命のメッセージ展会員、又は賛助会員)の旅費交通費のご負担をお願いいたします。
<講演、講話>
1時間以内の講演の目安として、2〜3万円の範囲内でのご負担をお願いしております。
<映画上映>
体育館や講堂の大型スクリーンに投影可能なプロジェクターと音響機器の貸出にも対応させていただきます。
使用するプロジェクターは日立製CP−WX11000J。交換レンズも標準と長焦点レンズをご用意しています。
映画「0(ゼロ)からの風」のバリアフリーDVDの貸出し料は、一人300円x鑑賞人数の金額か、105,000円のどちらか少ない金額となります。
メッセンジャー30命の派遣と講師派遣、その他、いのちの授業の実施費用概算は下記の通りとなります。
□「いのちの授業」の実施にかかる費用見積り(関東地域/1回の開催あたり)
① メッセンジャー展示費用 : 50,000円
② 講師料 : 20,000円~30,000円
③ 輸送料 : 距離によって変動します
④ 交通費 : 実費(展示立会人の住所から会場までの交通費)
⑤ 資料代 : 実費(誓いの栞は、一人10円)
いのちのミュージアムが実施する「いのちの授業」は、「青少年に、自分は加害者にはならないという意識付けを目的とした教育事業」として、その費用の一部を、郵便事業株式会社が行う「平成25年度年賀寄附金配分事業」からの助成金を受けて実施するものです。
交通安全の啓発を目的とした、企業の社員研修講座をご提供いたします。
映画「0(ゼロ)からの風」の上映、被害者遺族の講演とミニ・生命のメッセージ展を組み合わせて、安全研修プログラムとして活用いただいています。 いのちのミュージアムの多目的ルームでの実施、又は企業への出張開催にて対応可能です。
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私達NPOの活動は、会員の皆様からの温かいご支援により支えられています。
いのちのミュージアムでは、賛助会員(一口3000円)を広く募集しています。
会員になっていただける方は、下記の振替口座にて入会を受け付けています。
郵便振替口座番号
口座:00100 記号:6
口座番号:638982
口座名義:特定非営利活動法人
いのちのミュージアム